薬害根絶デー厚労省前行動と新潟駅頭行動に参加してきました!! |
2015年08月25日 |
---|
1999年8月24日厚生省は、薬害エイズ事件を反省し、再発防止を決意する「根絶の碑」を庁舎正面に建立(こんりゅう)しました。翌年からこの日を薬害根絶デーとし、薬害被害者の団体・薬被連が国と交渉を行っています。私たち新潟民医連は、薬剤師部会を中心にこの行動に合わせ薬害防止を訴える行動を行っています。全国各地で行われ、東京に職員4名派遣し、新潟駅頭には民医連職員20名と肝炎被害救済のための全国センターの2名と街頭宣伝を行いました。
以下8月24日新潟駅頭行動報告です。
当日は、曇り空でありましたが、雨にもならず、活動することが出来ました。
「すべての肝炎患者の救済を求める全国センター」の児玉さんとともに街頭宣伝行動を行いました。朝早くから多数の参加がありました。(総勢22名)
今年は、子宮頸がんワクチンの被害も大きく取り上げ、少しでも薬害で苦しんでいる患者の方がいることや、薬害が繰り返しておこっている実態、また、製薬企業による臨床試験データのねつ造問題などの事実を知ってもらうよう、街頭にてビラ・ティッシュ配りを行いました。
肝炎被害者団体の児玉さんの訴えでは、「薬害は他人事でない事を知ってもらいたい。なぜ薬害が繰り返されるのか?」利益を優先し安全性を軽視した、販売を継続した企業や、しっかりと監査できていない国に対して、薬事行政を監視・評価して薬害を防止する「第3者監視・評価組織」の設立を働き掛けていました。
今後も薬害根絶への活動を引き続き行い、今後、2度と繰り返されないよう、この活動を継続していきたいと思います。