「8月24日は薬害根絶デー」 |
2016年09月17日 |
---|
1999年8月24日厚生省は、薬害エイズ事件を反省し、再発防止を決意する「根絶の碑」を庁舎正面に建立(こんりゅう)しました。翌年からこの日を薬害根絶デーとし、薬害被害者の団体・薬被連が国と交渉を行っています。私たちは、薬剤師部会を中心にこの行動に合わせ薬害根絶を訴える行動を行っています。東京の中央行動に職員2名派遣し、新潟駅頭には職員20数名と肝炎被害救済のための全国センターのスタッフと街頭宣伝を行いました。
当日の天候は快晴で例年通りチラシ入りのティッシュを通勤、通学の途中の歩行者へ配布し大勢の方へアピールしました。
薬害について、最近では子宮頸がんワクチンの被害の裁判なども大きく取り上げられ関心が高まっています。将来のある10代の少女達が車椅子生活になったり、酷い頭痛や認知障害などを発生しています。自律神経系障害、内分泌系障害、認知機能情動障害、感覚系障害、運動器障害など重層的に発現し、増悪を繰り返す重大な被害にあっています。このような薬害で苦しんでいる患者の方がいることや、薬害が繰り返しておこっている実態、また、製薬企業による臨床試験データのねつ造問題などの事実を少しでも多くの人に知ってもらうよう行動して行きたいと思います。